エレキベースのネックコンディションについて
こんにちは!
ベースのTomohiroです。湿気が多くじめっとした天気が続いておりますね。
楽器の管理みなさん大丈夫でしょうか? 楽器のコンディションも気にかかりますね。
弦楽器は特にネックの心配をする必要が出てきます。
楽器をいい状態に保ってますと倍音を多く含んだクリア且つ安定したピッチで音が出力されて
それだけで気持ちよく演奏もできますね。
さて湿度が高いところに楽器を置いておくと木で出来ている大半の弦楽器はネックの状態でいうと
逆反りという状態に陥りやすくなってきます。
大概常にストレートよりやや順反りぎみにセッティングしている私の楽器ですが
ネックの種類(ジョイント法)は大きく分けて3種類。
ボルトオンネック(デタッチャブル)タイプ

セットネックタイプ

スルーネックタイプ

私のベースKensmithの場合は3番目のスルーネックタイプです。
1フレット付近ではビビリなんてのが生じてきてます。
なのでロット調整で若干ゆるめて様子をみてます。
細かいところですがネックの状態をしっかり保ってますと、楽器本来の寿命も長いですし
それだけ定期的にコンディションを良好な状態に保ってますと、環境が変化しても
ネックの変化というもの自体に変化が少なくなります。
肝心のところですね、ネックが順反りの状態にあるか逆反りの状態かを見分けるコツを
私なりに申し上げますと、中心に近い弦、4弦ベースでいうと2弦または3弦上の
1フレット上を左手人差し指で押さえた状態で12フレット上を右手小指で押さえ
(ロットは通常12フレット辺りまでしか調整できないようになってますのでそれより高音域にあたるネック調整はヒーター加工が必要になってしまいます。)
余った右手人指し指で弦をタップしてみてください。
カチカチと音が出れば順そり、全く音が出ないと逆そりとなります。
そこを判断した上でロットをきつくするか緩めるかの調整をします。
するとどうなるか、音がよりクリアに出力されるのはもちろん弦高がさがり弾きやすくもなります。
これぞまさに一石二鳥というやつです。
こういった調整が苦手という方のほうが多いようですが、自分でそれができるようになると
より鮮明に音にもこだわりがでてくることかと思います。
是非チャレンジしてみて下さい。
どうしても恐くて自信がないという方は一度体験レッスンを訪ねてみてください。
ネックの調整方法やメンテナンスの仕方を教えて欲しいという方も大歓迎です。
あなたの楽器のネックコンディションは大丈夫?というお話でした。
オンラインレッスンでは、楽器の調整に関するアドバイスもする事が可能です。
今までにベースの調整をした事がないといった方でも、自分で調整できるようになります。
楽器の相談でも歓迎しますので、まずはお気軽に無料体験レッスンへお申し込み下さい。
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